【使用米】新潟県柏崎市安田・鳥越産米 100%使用
【アルコール度数】16%(原酒)
【使用酵母】非公開
【日本酒度】非公開
【酸度】非公開
【おすすめの召し上がり方】冷酒
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
新潟県で日本酒「あべ」を醸す阿部酒造による田んぼ別ブランド「安田鳥越」のご紹介です。
いただいた資料より
柏崎周辺のかけがえのない景色を守るために酒蔵としてできること、地元の勤め人にはできなくて、僕たち酒蔵だからこそ大いに貢献できること。それは”農業”を次の世代に繋ぎ、蔵のある街を残し続けること。昔ではあたり前のことでした。今は良くも悪くも、流通の進化と供に高品質な原材料をどこにいても手に入れる事ができるようになりました。蔵としての選択肢がたくさんある時代です。
この時代において僕がやりたいことは一つ。地元のお米をたくさん買って酒に変換していくこと。酒造りに勤しんでいると米の性質一つでこれだけ操作が変わることに感動したと供に、これまでの酒の造り手毎年同じ味で世の中に商品を出していくことの大変さを体感しました。造れば造るほど米への興味が湧き、気づけば米の質ではなく、米を通して地域を伝えたいという思いが強くなってきました。
私達の蔵がある新潟県の農業従事者のうちほとんどが米農家です。つまり米農家が米作りをやめてしまうと、どんどん私達の生まれ育った景色が変わってしまうのです。
酒の原料は米です。阿部酒造が地元の米を使い続けることで、地元の農家さんも米作りを続けることができます。逆に農家が米作りをやめてしまうと、私達は酒造りができなくなります。地元の米を使い続けることができれば、素晴らしい柏崎の景色も守ることができます。地元新潟県産米の使用比率は先代からずっと100%です。6代目の代では新潟県産100%→柏崎周辺地域100%を目指し活動しています。現在、契約農家様の甲斐もあり 65%程が柏崎周辺地域の米になっています。
僕が蔵に戻ってから、現在6年が経ち少しずつ柏崎周辺の農家さんと出会うことができ、みなさまのお陰もありこのようなプロジェクトを行う所まで来ました。
柏崎を含む柏崎刈羽地域は海沿いから里、山沿いとても景色が様々な地域です。当然田んぼのある景色も全く違います。
それを酒で伝えることはできないかと始まったプロジェクトが圃場別プロジェクトです。