Quality

チリ最大で最古のワイン用のブドウの産地、セントラル・ヴァレー。チリ全体の栽培面積のおよそ半分を占めます。そんなセントラル・ヴァレー北部、首都サンティアゴの南西40km、マイポ・ヴァレーにオドフェルが所有するブドウ園の中でも最大の「パドレ・フルタード・ヴィンヤード」があります。このブドウ園ではカベルネ・ソーヴィニヨンを中心にメルロー、カルメネール、シラー、マルベック、カベルネ・フランが植えられています。

Description
【ヴィンテージ】 | 2014 | 【容量】 | 750ml |
【原産国】 | チリ | 【地方】 | セントラル・ヴァレー |
【地区】 | マイポ・ヴァレー | 【村】 | - |
【品質分類・原産地呼称】 | - | ||
【格付け】 | - | ||
【使用ブドウ品種】 | カベルネ・ソーヴィニヨン 100% | ||
【醸造・熟成】 | 80%:ステンレスタンク 12ヶ月 20%:3年使用樽 4~6ヶ月 | ||
【アルコール度数】 | 13.5% | 【色】 | 赤 |
【種類】 | 赤ワイン | 【タイプ】 | 辛口・フルボディ |
summary



ラベルに描かれている「オドフェル」のロゴマークは、ノルウェーの馬をモチーフにしたもの。オドフェルの創始者「ダン・オドフェル」が20年以上前にチリに連れてきた「ノルウェーフィヨルドホース」。ブドウ畑の雑草を防除したり、収穫したブドウを、ブドウ畑の土壌を荒らす事なく輸送するなど、持続可能、且つ、自然に優しい「オドフェル」のブドウ栽培・ワイン造りにおいて重要な役割を担ってくれています。
Tasting Comment


若々しさをほんのりと残した艶やかなガーネットに色付いたグラス。若いカベルネ・ソーヴィニヨンの紫を落ち着け、ほのかに熟成の雰囲気をほのめかせます。豊かに立ち昇る香りはカベルネっぽさが豊かに。カシスやプルーン、樽熟成によるリコリスや土っぽさ、ソーヴィニヨン的ペパーミントも嗅ぎ取ることができます。口当りはフレッシュさに溢れ、同時に濃縮感のある果実味がほんのりと甘さを感じさせるほど。溌溂とした酸味と密度の高いエキス分が調和して瑞々しい飲み口を力強く表現。スミレの花のようなフレーバーとともに甘酸っぱい果実感を楽しませてくれます。アルコール分は13.5%と突出して高いわけではないものの、その存在感が力強さを高めてくれているような印象。キュッと甘さを引き締める酸味、ややビター感のある渋味成分が調和した辛口、フルボディです。
一杯めのひと口めに感じる強さは飲むほどにマイルドに感じられるようになり、たっぷりとした果実味や酸味、滑らかな渋味成分が高い位置で調和した味わいをスマートにお楽しみいただけます。
若さを残したまま、ボトル内での洗練によるまとまりや円みが現れ始めた2014ヴィンテージ。今後のリファインへの期待に胸が高鳴る「オドフェル カベルネ・ソーヴィニヨン 2014」です。