Quality

チリ最大で最古のワイン用のブドウの産地、セントラル・ヴァレー。チリ全体の栽培面積のおよそ半分を占めます。そんなセントラル・ヴァレー北部、首都サンティアゴの南西40km、マイポ・ヴァレーにオドフェルが所有するブドウ園の中でも最大の「パドレ・フルタード・ヴィンヤード」があります。このブドウ園ではカベルネ・ソーヴィニヨンを中心にメルロー、カルメネール、シラー、マルベック、カベルネ・フランが植えられています。

Description
【ヴィンテージ】 | 2013 | 【容量】 | 750ml |
【原産国】 | チリ | 【地方】 | セントラル・ヴァレー |
【地区】 | マイポ・ヴァレー | 【村】 | - |
【品質分類・原産地呼称】 | - | ||
【格付け】 | - | ||
【使用ブドウ品種】 | カベルネ・ソーヴィニヨン 86%、カベルネ・フラン 7%、メルロー 7% | ||
【醸造・熟成】 | 80%:ステンレスタンク 12ヶ月 20%:3年使用樽 4~6ヶ月 | ||
【アルコール度数】 | 13.5% | 【色】 | 赤 |
【種類】 | 赤ワイン | 【タイプ】 | 辛口・フルボディ |
summary



ラベルに描かれている「オドフェル」のロゴマークは、ノルウェーの馬をモチーフにしたもの。オドフェルの創始者「ダン・オドフェル」が20年以上前にチリに連れてきた「ノルウェーフィヨルドホース」。ブドウ畑の雑草を防除したり、収穫したブドウを、ブドウ畑の土壌を荒らす事なく輸送するなど、持続可能、且つ、自然に優しい「オドフェル」のブドウ栽培・ワイン造りにおいて重要な役割を担ってくれています。
Tasting Comment


プルーン、スミレの花、鉛筆の芯、黒胡椒、インク、などを想わせます。口当たりは驚くほどやわらか。なめらかな果実味は熟成によって程よくこなれ、鮮やかな酸味と調和してくっきりと鮮明な飲み口を表現。甘さをきゅっと引き締めつつ瑞々しい果実感を、力強くもたらします。さらにソーヴィニヨン的な青い風味が爽やかさも付け足し。しつこさを抑えつつ、口の中にラズベリーのようなはっきりとした甘酸っぱい風味を強く漂わせます。
渋味成分は丸く、ビタースウィートな味付き。エスプレッソのようなほろ苦みが心地よく、スパイシーな飲み口をより際立たせている印象です。
アルコール分は13.5%。
果実味の特大のボリューム。濃厚でパワフルなフルボディ。
複数のブドウのブレンドによるワインならではに複雑さもありつつ、チリで生み出されたワインらしさのある、濃厚さと力強さも感じられる飲み口。
丁寧に折り重ねられた印象のたくさんのアロマ&ブーケが存在感を主張しながら美しく調和。継ぎ目のない感触と綺麗なまとまり、そして、適度で適切な飲み応えがあって、それでも重々しさやしんどさを感じさせず、いつまでも飲んでいられるパーフェクトリーなバランス感があります。