【ヴィンテージ】 | 2017 | 【容量】 | 750ml |
【原産国】 | イタリア | 【地方】 | ピエモンテ州 |
【地区】 | クーネオ | 【村】 | - |
【品質分類・原産地呼称】 | ランゲ D.O.C. | ||
【格付け】 | - | ||
【使用ブドウ品種】 | ピノ・ネーロ(ピノ・ノワール)85%、ネッビオーロ 15% | ||
【醸造・熟成】 | 熟成:ステンレスタンク | ||
【アルコール度数】 | 13.5% | 【色】 | 赤 |
【種類】 | 赤ワイン | 【味わい】 | 辛口・フルボディ |
イタリア・ピエモンテ州の造り手「テッレ・デル・バローロ」による、辛口・フルボディの赤ワイン「ランゲ D.O.C. ロッソ 2017」のご紹介です。
こちらのワインは『日本市場のために特別に醸造した日本限定ブレンド』。2019年2月に来日した、現在「テッレ・デル・バローロ」のメインのエノロゴとして活躍する「ダニエーレ・ポンツォ」が、日本での会食などを通じ、彼なりに日本人の嗜好を理解。日本のワイン・ラヴァーに喜んでもらえる新たなワインとして造り上げたのが今回ご紹介の「ランゲ D.O.C. ロッソ」です。
ピノ・ネーロ(ピノ・ノワール)を主体に、ネッビオーロをブレンド。熟した果実感と複雑な香味をエレガントにお楽しみいただける逸品です。
グラスに注がれた「ランゲ D.O.C. ロッソ」は、深みのあるルビー色を呈し、溶け込んでいるエキス分の密度の高さを伝えます。また、ビロードのような落ち着いた光沢のある液面と、そこに浮かぶ虹色を伴ったシルバーの筋が、純良なアルコール分と酸の豊富さを示唆します。さらに、揺れ動く液体の様子には軽やかさがあり、ピノ・ネーロとネッビオーロのワインらしくさらりとした中にも豊かな果実味を携えた飲み口を期待させます。
グラスから豊かに立ち昇るのは、赤いイメージの小粒の木の実感。アメリカンチェリーや西洋スモモを想わせる甘酸っぱい香りに加え、クローヴのような甘いスパイス感や、桜餅のような、甘く爽やかな、グリーンなイメージの植物感も漂います。フレッシュさと豊かさを調和させ、綺麗にまとめ上げている印象で、瑞々しさが引き出された香味がありありと思い浮かぶ、心地よい香り立ちです。
軽快な口当りの液体の中にしっかりと溶け込んだエキス分が柔らかくも張りを纏い、若々しい果実味を際立たせます。甘やかさに煌くような酸味が調和し、瑞々しい飲み口を表現。爽やかさともまろやかさを兼備した味わいが鮮やかに引き出されます。口の中に広がるのは、ヤマモモを想わせる艷やかな酸味の赤い木の実フレーバー。濃く淹れた紅茶のような香ばしさが伴って、渋味成分の滑らかさにコクをもたらし、同時にドライさを引き出します。
飲み落とすと、酸味が強い煌きを放ち、爽やかに、スマートな後味を展開。清々しく洗い流されたような後口にバラの花を想わせるエレガントな余韻がしなやかにたなびきます。
まろやかさやほどよい強さのある飲み口に、瑞々しい香味が調和。持ち前の酸味の張りによって鮮やかさが引き出されつつ、綺麗にまとめ上げられたエレガントさを楽しませてくれる「ランゲ D,O,C, ロッソ」です。この機会にぜひ、ご体験ください。