【使用米】兵庫県東条産愛山 50%精米
【アルコール度数】16.2%
【使用酵母】協会1401号酵母+M-310
【日本酒度】+1
【酸度】1.3
【おすすめの召し上がり方】冷やして~常温~お燗
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
栃木県で日本酒「大那」を醸す菊の里酒造による純米吟醸酒の超低温(マイナス5℃)で取り置いた27BY商品のご紹介です。兵庫県で栽培された希少な酒造好適米「愛山」を50%精米にて100%使用した一回火入れの純米吟醸酒。リリース直後から充分な濃厚さ、まろやかさを発揮していた香味をボトルの中でじっくりと洗練。超低温によって経年劣化的損耗は皆無。豊かなエキス分に美しい一体感を纏わせ、流麗、且つ、精練された飲み口を楽しませてくれます。
しっかりと冷えた(5℃前後)「純米吟醸 東城産愛山」は、優しくバラの花のような芳香を漂わせます。ほのかにクリーム・ブリュレのような香ばしく甘い香りもほのめかされます。飲み口の柔らかさがありありと思い浮かぶようなまろやかさを感じられる香り立ちです。
トロみを感じられるほどの密度の高い旨みによるまろやかな口当たり。しっとりとした甘やかさが緩やかに広がり、それを追うように酸が繊細に煌き、鮮やかに、さらに柔らかな苦みが沸き立ち、引き立たせます。口の中にバニラのような甘いクリーミーなフレーバーが広がり、マイルドな味わいをさらに、より際立たせます。飲み落とした後にはす-っと静かに引いていくような優しい口どけ。微かな苦みの残響がスペアミントのような柔らかな清涼感を漂わせ、すっきりとした幕引きを展開します。
50℃前後に温められた「純米吟醸 東条産愛山」は、シナモンのような甘いスパイス感が柔らかく漂います。口当たりからまろやかで密度の高い旨みが甘やかさを表現。奥の方から日本酒「大那」らしい張りのある酸が湧き立ち、同時にじわじわと苦みが広がり、くっきりと際立てられた鮮明な味わいを楽しませてくれます。
豊かなボリューム感のある旨みのまろやかな舌触りは、温めることでとろみ感を獲得。カスタードクリームのようなフレーバーをしっとりと広げながらも、飲み落とした後にはすっと、スマートに、スムーズな抜け感を発揮します。じんわりとこだまする甘やかな余韻も心地よく、それでいて爽やかな後口の「純米吟醸 東条産愛山」です。特別に取り置いていた数本のみのご紹介です。この機会にぜひ、ご体験ください。