【使用米】那須産酒造好適米 60%精米
【アルコール度数】16.4%
【使用酵母】栃木酵母
【日本酒度】+10
【酸度】1.7
【おすすめの召し上がり方】冷酒
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
栃木県で日本酒「大那」を醸す菊の里酒造による、2021年第1弾となるお酒のご紹介です。鮮やかな黄色いラベルが目を引く「大那」の人気のお酒「超辛口純米」の、期間・数量限定の無濾過生酒です。数値としては日本酒度+10の辛口のお酒ですが、ただ辛いだけではなく、旨みをキリッと引き締めるフレッシュさ、「大那」ならではの清々しい苦みによってもたらされる清涼感をお楽しみいただける「超辛口」です。
グラスに注がれた「大那 超辛口純米 無濾過生酒」は、微かなイエローを溶け込ませたクリスタルのような外観。液面にくっきりとしたスペクトルを美しく浮かび上がらせ、その奥から眩く発せられる輝きに、豊かな酸による張りのある飲み口を想像させられます。軽快に揺れ動く液体には、スマートでしなやかな舌触りが期待されます。
グラスから漂うのは、林檎やメロンシャーベットを想わせる果実のような爽やかな香り。青草やペパーミントのような若々しいニュアンスもほのかに漂います。
スマートな旨みが軽快に広がる口当たり。微かな甘さをギュッと引き締める酸の煌きが飲み口に瑞々しさをもたらし、清々しい苦みが清涼感を表現。口の中に広がるのは、グレープフルーツのような清々しい柑橘果実フレーバー。飲み落とした後にも柑橘系の果実の外皮のようなビター感によるドライなキレ。すっきりと引き締まった後口に繊細な余韻をしなやかに、流麗にたなびかせます。
「超辛口」と謳われたこのイエロー・ダイナ・ムロカ・ナマザケ。無闇に、闇雲に、ただただ辛さを求めたものではなくて、研ぎ澄まされた旨みをスマートに引き出しつつ、その端整な広がりや、日本酒「大那」ならではの清涼感を表現する要素が的確に調和した、清々しい飲み口をお楽しみいただける「超辛口 無濾過生酒」です。