【使用米】瑞穂黄金 65%精米
【アルコール度数】16%(原酒)
【使用酵母】協会9号酵母+自社酵母NATSUKI+うつくしま夢酵母 F701
【日本酒度】-2~-4
【酸度】1.8~2.2
【おすすめの召し上がり方】冷酒
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
福島県で日本酒「一生青春」「天明」を醸す曙酒造による、2020年~2021年の新酒第一弾のお酒のご紹介です。11月の「零号」から始まり、4月の「伍号」までの計6種類の「中取りシリーズ」と呼ばれる季節商品のスタートを切る「天明」の新酒「中取り零号」です。65%精米の「瑞穂黄金」を100%使用して仕込まれた、おりがらみの純米、無濾過生原酒。「瑞穂黄金」は、会津坂下町だけで栽培されるという食用米で、寒冷な土地である福島県に於いてこの「瑞穂黄金」は、8月には収穫が可能になるほど早くに稲が実るという極早生の品種。そんな「瑞穂黄金」の新米による新酒が「中取り零号」なのです。このお米で日本酒を仕込むのは全国でも「天明」曙酒造だけなんだそうです。
ほのかな香りにはメロンや林檎、さらにはラムネ菓子のような爽やかで甘いニュアンス。まろやかな旨みが柔らかく膨らみ、透明感のある甘さが優しく広がります。さらに、その甘旨みを天明ならではの綺麗な酸が包み込んで爽やかな飲み口を表現。ほどよい張りを携えた味わいには新酒ならではの張りがあって、若々しく、緑色の果肉のメロンのような風味を鮮やかに広げます。後味に清々しい苦みがキュッと引き締めて、天明ならではのシャープなキレをもたらします。