【使用米】会津坂下産亀の尾 65%精米
【アルコール度数】15%
【使用酵母】協会9号酵母
【日本酒度】+2.6
【アミノ酸度】1.83
【おすすめの召し上がり方】冷やして~常温~お燗
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
福島県「天明」の曙酒造から、会津坂下産の亀の尾(65%精米)を100%使用して仕込まれた特別純米酒が到着しました。蔵にて0~3度の冷蔵での10ヶ月の貯蔵・熟成を経てリリース。その香味は新鮮さを保ったまま、綺麗な香味を表現しています。今年(2017年)はこの「亀の尾65 純米」、責め部分を「初夏の生セメブレンド」にて使用したため荒走りと中取り部分のみがボトルに詰められています。そんな「亀の尾65 純米」の、こちらは1回火入れバージョンです。
冷たい状態だと、香りは林檎のような優しい香り立ち。落ち着いた甘い香りがほんのりと漂います。口当たりは滑らか。ビター感と透明感のある甘さがバランスし、そこに溶け込んだ柔らかな酸が優しい締まりを表現。ふわっと軽やかに広がる味わいには、火入れによるくっきりとした輪郭が描かれている印象です。キュッとチャーミングな後キレ。余韻にはほのかなビタースウィートな風味が繊細に、優しく尾を引きます。
お燗(45度前後)だと、レモンクリームのような滑らかな甘酸っぱい香り立ち。舌に染み込むようなまろやかな口当たり。温まる事でボリュームを大きくした甘旨みと柔らかいまま強さを得た酸の綺麗な調和に、ゆったり、たっぷりとした優雅な味わいをお楽しみいただけます。冷たい時に感じられたビター感は控えめにキュッと優しく、後味のキレに貢献。飲み落とした後には、バニラのような柔らかな甘い風味の余韻を心地よく残します。