【使用米:麹】雄町 58%精米
【使用米:掛】オオセト 58%精米
【アルコール度数】15度
【使用酵母】協会901号酵母
【日本酒度】+1
【酸度】1.3
【おすすめの召し上がり方】冷やして~常温
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
香川県「川鶴」の川鶴酒造より秋季限定リリースのお酒が到着しました。春に搾った新酒を火入れして貯蔵・熟成。ひと夏を越して香味のバランスを整え、旨みをひきだしつつ、滑らかさを獲得した「秋あがり」。川鶴ならではの軽快な旨みに清々しい酸、苦みが調和した、透明感のある飲み口をお楽しみいただけます。
グラスから漂うのは林檎のような瑞々しい果実を想わせる香り。ほのかにラムネ菓子のような清涼感のあるニュアンスも感じられます。若々しさを残した爽やかな香り立ちで、ごく微かに嗅ぎ取れるナッツのようなニュアンスにひと夏熟成を感じます。
柔らかく艶やか、且つ、やや濃いめの旨みに煌くような酸が溶け込んだ快活な口当たり。味わいは鮮明で、さらに、まろやかな苦みが寄り添って、口の中に広がる林檎のような甘酸っぱいフレーバーをよりくっきりと際立たせます。飲み落とした後には、柑橘系の果実の外皮のような清々しいビター感による爽やかなキレ。すっきりとした後口をスミレの花のような芳しい余韻が通り抜けていきます。
また「川鶴 秋あがり 純米吟醸 30BY」は、温めても美味。
40℃前後に温まると香りにはバラの花のような芳しさが現れます。まろやかさが向上した旨みと鮮やかさを増した酸がバランスして、張りのある飲み口を表現。冷~常温よりきりりとしたから口の味わいが広がります。
45℃前後でシナモンのような香ばしく甘いニュアンスが漂います。口当たりはマイルドで、じんわりと湧き上がる酸が柔らかく旨みを包み込み、まろやかな飲み口を楽しませてくれます。
軽やかな印象がありながらも透明感のある旨みを引き立てる瑞々しい酸と苦みの調和が、豊かな味わいを楽しませてくれる「川鶴 純米吟醸 秋あがり 30BY」です。