【使用米】五百万石 60%精米
【アルコール度数】16%
【使用酵母】協会7号酵母
【日本酒度】+5.3
【酸度】1.7
【おすすめの召し上がり方】冷やして
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
宮城県で日本酒「萩の鶴」「日輪田」を醸す萩野酒造による「日輪田」の季節・数量限定のお酒のご紹介です。燦々と降り注ぐ太陽の日差しを浴びて育つ、夏の風物詩でもある向日葵(ひまわり)が群生する様子が描かれたラベル。堂々と、鮮やかな色を付けた大きな花を空に向け力強く咲かせる、見ているだけで元気がもらえるひまわりのような、飲めばたちまち癒され、元気をもらえる、明るく鮮やかな香味を豊かにお楽しみいただける「ひまわりラベル」の「日輪田」。一回火入れの山廃仕込みによる純米原酒です。
白ブドウや和梨のような瑞々しい果実が思い浮かぶ香り。ほのかに炊き立ての白米のようなニュアンスも想わせます。清涼感のある果実感と山廃らしい酸、炭酸のニュアンスがマッチした、清々しさとふくよかさを溶け合わせた心地よい香り立ちです。
微かな炭酸が優しく広がり、同時に爽快な苦みを染み渡らせる清々しい口当たり。さらに研ぎ澄まされた酸がしゅっと尾を引くように閃き、艶やかで豊かな旨みをぎゅっと引き締めます。ほのかな甘さを錯覚させる青林檎のような甘酸っぱい果実フレーバーをブドウの皮のような渋味が引き立てて鮮やかに、くっきりと際立てつつ、きりっとドライな飲み口を表現。後味にはグレープフルーツのような苦みを煌かせ、涼やかな余韻を長くたなびかせます。
試飲したボトルは、開栓しても封じ込められていた炭酸が一気に吹き出る「プシュッ」サウンドは聞かれませんでした。が、口に含むとごく微小な炭酸の粒が弾ける、微振動のような感触があって、味わいにも爽やかさをもたらしてくれています。豊かな香味の要素が端整にまとめられた印象の、スマートで透明感のある山廃純米酒です。冷やしても、温めても、夏の疲れた体を癒してくれる「ひまわりラベル」山廃純米酒です。