【使用米】非公開 65%精米
【アルコール度数】16.4%
【使用酵母】非公開
【日本酒度】非公開
【酸度】非公開
【おすすめの召し上がり方】冷酒
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
栃木県で日本酒「松の寿」を醸す松井酒造店による新商品「MATSUKOTO Remix Vol.2 純米酒」のご紹介です。
いただいた資料より抜粋
本来「Remix」とは複数の既存曲を編集して新たな楽曲を生み出す手法の一つです。これをお酒に当てはめ複数のお酒をブレンドし新たな酒を生み出してみました。Vol.2と順番が逆になってしまいましたがまずは純米酒の生酒を8月に発売したいと思います。
既存の日本酒「松の寿」が複数ブレンドされた「MATSUKOTO Remix Vol.2」。商品名に「Vol.2」とありますが「Vol.1」はリリースされておらず、その理由についても明かされていません。また、この「Vol.2」の内容についても大部分が非公開。そんな謎めいた存在感がどこかいわくありげで興味をそそられます。
グラスに注がれた「MATSUKOTO Remix Vol.2 純米酒」は、澄んだ輝きを浮かび上がらせ、ごく微かにイエローを溶け込ませたシルバーの色調を呈します。グラスの中で揺れ動く様子は緩やかで柔らかく熟成によってこなれた口当たりを身に付けた雰囲気を見て取ることができます。クリスタルのように取り込んだ光を屈折させ、艶やかな光沢の中に虹色を溶け込ませ、溶け込んだアルコール分の純良さ、エキス分の豊かさをありありと伝えます。
グラスから立ち昇る香りには、ほのかな洋梨を想わせる果実感。さらに、シナモンのような甘いスパイス感が密かに漂い、柔らかなアクセントとして添えられている印象です。香り立ちはやや穏やかで、しっとりとしたニュアンスがあり、飲み口にもたらされるであろうマイルドさを想像させてくれます。
口当たりはふわりと軽快、且つ、滑らか。ほのかな甘さを滲ませるまろやかな旨みに、コクを付け足すようにじんわりと広がる柔らかな苦みが調和。きりりと引き締まった清々しい飲み口の中に鮮明に、バレンシアオレンジと林檎をミックスさせたような果実フレーバーを爽やかに表現します。
飲み落とすとビター感が清々しく後を引き継ぎ、後口を爽やかさで満たします。ライムのようなビターな柑橘果実感の余韻を涼やかにたなびかせます。
「松の寿」らしいマイルドな味わいの「MATSUKOTO Remix Vol.2」。ほのかな熟成感が香味に多層感を与え、エレガント、且つ、バランスに優れた、染み入るような飲み口を心地よくお楽しみいただける濾過・加水生酒です。この機会にぜひ、ご体験ください。