【使用米】五百万石 60%精米
【アルコール度数】17度
【使用酵母】非公開
【日本酒度】非公開
【酸度】非公開
【おすすめの召し上がり方】冷酒
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
京都府北部・京丹後市で日本酒「玉川」を醸す木下酒造による新年度最初となる純米吟醸酒「福袋」のご紹介です。
いただいた資料より
酒造りに必要な原料は、すべて自然の恩恵がなければ得られないもの。
その俊に収穫された米・仕込み水・そのときの気候が、酒造りにも出来上がったお酒にも、良くも悪くも大きな影響を与えます。
その俊の最初に出来上がるお酒は、どのような出来となるのか…実は、長年酒造りを経験した杜氏や蔵人でさえも、実際に搾ってみないとわからないことがたくさんあります。
だからこそ杜氏や蔵人は、新入生が入学式を迎えるがごとく、毎年しぼりたてのお酒にドキドキ・ワクワクなのです。
玉川の最初の純米吟醸でお得意様も一緒にドキワクしてみませんか?
そんな「玉川 純米吟醸 福袋 無ろ過生原酒」が注がれたグラスからは、微かにグレーがかったイエローシルバーの色調を見て取ることができます。クリスタルのような澄んだ輝きが放たれ、液面を柔らかく揺らし、エキス分の豊かさや酸の豊富さをありありと伝えます。
グラスから立ち昇る香りには、若々しさとともに乳製品を想わせるニュアンスが爽やかに漂います。若草のような優しいグリーンノートや青林檎を想わせる新鮮な果実感、クリームチーズのようなまろやかな香りもほのめかされます。新酒らしいフレッシュさと自然仕込によるふくよかさを併せ持った香味を想像させられる香り立ちです。
口当たりはまろやか。豊かな旨みのしっとりとした広がりと、それを追うようにじわじわと煌きを増していく酸味が飲み口に鮮やかさを纏わせ、瑞々しさを引き出します。口の中に広がるのは、白ブドウを想わせる艶やかな果実フレーバーとカマンベールチーズの表面の硬い部分を想わせるドライな苦みの調和による清々しい味わい。
飲み落とすと、強い張りのあるキレが発揮され、ブドウの皮を想わせる渋味とも取れる爽やかな後味を展開。すっきりと洗い流された後口にシナモンのようなスパイシーさとともにスミレの花を想わせる余韻が繊細にたなびきます。
豊かさと張りを調和させ、鮮やかな飲み口を楽しませてくれる「玉川 純米吟醸 福袋 無ろ過生原酒」。日本酒「玉川」らしいオンリー・ワンな香味と、滑らかな舌触りが心地よい純米吟醸の新酒です。この機会にぜひ、ご体験ください。