【使用米:麹】備前雄町 60%精米
【使用米:掛】松山三井 60%精米
【アルコール度数】16度
【使用酵母】熊本系自家培養酵母
【日本酒度】+5
【酸度】1.5
【おすすめの召し上がり方】冷やして~常温~お燗
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
愛媛県「石鎚」の石鎚酒造から秋季限定リリースのお酒が到着しました。春に搾った新酒を火入れ後に貯蔵・熟成。ひと夏を越し、ほどよい熟成感を纏いつつ、旨みを引き出し、香味を調和させ、まろやかさを表現する「ひやおろし」。麹米に備前雄町、掛米に松山三井を、それぞれ精米歩合60%にて仕込んだ特別純米酒です。
林檎を想わせる穏やかな香りと優しい口当たり。落ち着木のある飲み口には、豊かな旨みと柔らかな酸が調和。ほのかな甘さを引き立て、やや濃いめの味付きながら爽やかさをお楽しみいただけます。また、このひやおろしは、石鎚のお酒全般に言えることでもありますが、「食中純米酒」をテーマに仕込んだものなんだそうです。幅広く、あらゆる食材、メニューに寄り添う、懐の深さを発揮してくれます。
冷やすと旨みは穏やかに、酸がキリッと引き締めて飲み口は爽快。すっきりとした後味が清々しい、旨キレな味わい。ワイングラスで味わうと繊細な部分まで鮮やかに感じ取れて芳醇さが引き立ちます。常温だと旨みはふくよかさを表現。やや濃いめの味わいの中に綺麗に溶け込んだ酸の優しい煌きが心地よい、滑らかな飲み口に。
40~45℃くらいに温めると、旨みが艶とくっきりとした輪郭を獲得。酸は力強く、同時に柔らかく、しなやかに味わいをコントロール。膨らみのある飲み口を綺麗にまとめ上げ、優雅な余韻まで心地よく楽しませてくれます。
50℃を超えるくらいだと、豊かな旨みを上回るように酸が際立ち、キリリと引き締まった飲み口に。ギュッと凝縮したような味わいながらも、キレよくすっきりとした印象のまま、じっくりと爽やかなお燗酒を楽しめます。