【使用米】岡山県産雄町 50%精米
【アルコール度数】16度以上17度未満
【使用酵母】協会901号酵母
【日本酒度】非公開
【酸度】非公開
【おすすめの召し上がり方】冷酒
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
三重県で日本酒「酒屋八兵衛」を醸す元坂(げんさか)酒造による純米大吟醸の生原酒のご紹介です。50%精米の岡山県産の雄町を100%使用して仕込まれた無濾過生原酒。豊かな旨み、協会901号酵母による爽やかな飲み口をお楽しみいただけます。
グラスの中で「備前雄町 純米大吟醸 無濾過生原酒」は、微かにグリーンがかったイエローシルバーの色調を呈します。液面に鮮やかなスペクトル伴った光沢を纏いアルコール分の豊かさを伝え、巧みにカットされたクリスタルのように輝きを乱反射させ、酸の高さをありありと想像させます。若々しく瑞々しい飲み口をアピールしているような外観です。
「備前雄町 純米大吟醸 無濾過生原酒」が注がれたグラスから立ち昇るのは青林檎のような新鮮な果実を想わせる香り。ペパーミントのような爽快なニュアンスも漂います。ほんのりと青草のような若々しさもほのめかし雄町らしさを示唆。
口当たりにイメージするのは透明感と輝き。さらに、ごく微かな炭酸による爽快さも感じられます。煌くような酸に引き立てられた透き通るように綺麗な旨み。伸びやかに広がるその飲み口は、日本酒「酒屋八兵衛」ならではにスマート。さらにそのスマートな中にぎゅっと詰まった味わいが瑞々しく沸き立って、ラムネ菓子のような清涼感のある風味を楽しませてくれます。後味はソフトに、微かなビター感が優しく洗い流していくような静かなキレ。綺麗に拭い去られたすっきりとした口の中に艶やかな花の蜜のような繊細な甘い風味が通り抜けていきます。
若い雄町の綺麗さとふくよかさが、日本酒「酒屋八兵衛」らしさと絶妙にマッチした、端整、且つ、明瞭な「純米大吟醸 備前雄町 無濾過生原酒」。抑えめ、控えめながらも、はっきり、くっきりとした香味をお楽しみいただける逸品です。