【使用米:麹】華吹雪 55%精米
【使用米:掛】まっしぐら 65%精米
【アルコール度数】17%
【使用酵母】まほろば 吟
【日本酒度】+5
【酸度】1.2
【おすすめの召し上がり方】冷酒
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
青森県で日本酒「陸奥男山」「陸奥八仙」を醸す八戸酒造による、毎年大好評の「芳醇超辛純米」のR2BY新酒のご紹介です。リリース時季の限られた、数量限定の無濾過生原酒。文字通りの洗練されたフルーティさのある豊かな香味、後味の鋭いキレ味が超辛口なイメージを表現する純米酒です。無濾過生原酒ならではの溌剌とした味わいや、新酒ならではの若々しさも併せてお楽しみいただけます。
赤と黒のカラーリングには、フランスのスタンダールの有名な小説「赤と黒」や、ルーレットの配色を思い浮かべます。フランス小説「赤と黒」の内容(あらすじは割愛)を読み解くと、野心や情熱がテーマ。ルーレット(=ギャンブル)にも一攫千金という野心や、一か八かという不確実なものに対する勇敢な心(=情熱)が必要不可欠。それらをまとめると、あるいは、この「芳醇超辛」は、「陸奥八仙」八戸酒造の情熱が生み出した野心的な純米酒であることのメタファーとしての赤黒ラベルなのではないか、と。
香りはほんのり、微かにメロンを想わせます。口当たりは柔らかく、柔らかく、ほのかな甘さを感じるものの、じわじわ、ぎゅうぅっと、溌剌とした酸がほとばしります。ほんのりと感じられた甘さ引き締めて、清涼感を一気に、鮮やかに広げます。アルコールの強さ(17%)による支えもあってキリリとフレッシュで、その味わいにはグレープフルーツのような清々しい苦酸っぱさが思い浮かびます。飲み落とした後にはビター感による鋭いキレ味。さっぱりとした微かな余韻にはペパーミントのような清涼感がたなびきます。