【使用米:麹】華吹雪 55%精米
【使用米:掛】まっしぐら 70%精米
【アルコール度数】16度
【使用酵母】協会701号酵母
【日本酒度】+5
【酸度】1.3
【おすすめの召し上がり方】冷やして~常温~お燗
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
青森県で日本酒「陸奥八仙」「陸奥男山」を醸す八戸酒造による「陸奥男山」R2BYの新酒のご紹介です。今回ご紹介のこちらは「陸奥男山」のレギュラー酒(普通酒)である地元向けの定番銘柄「CLASSIC」の生酒。レギュラー酒とされてはいますが実際は本醸造規格のもの。爽やかな香り立ちが心地よく、張りのある酸と柔らかな旨み、清々しい苦みの調和した、快活な飲み口を楽しませてくれます。
冷酒~常温の時には、林檎や花の蜜を想わせる、甘く爽やかな香り立ち。クリアでスマートな旨みに若々しい酸が寄り添って張りを持たせつつ、爽快な飲み口に。酸に引き立てられた甘さがじんわりと広がり、それにやや遅れて現れるビター感がギュッと引き締めて、清々しいキレ味を表現。柑橘系の果実の外皮のような後味、クリーム・ブリュレのような甘く香ばしい余韻へとスムーズに流れていきます。
40℃前後に温めると、香りに新鮮な雰囲気の果実感は残しつつ、ややクリームっぽさが現れます。口当たりからほんわかと甘さを感じられ、同時にボリュームを増した酸がキリリと強めの引き締め。しっかりとした味わいのキリッと辛口なぬる燗をお楽しみいただけます。
45~50℃で香りは大きく花開き、バニラのような柔らかく、同時に清楚な甘い香りを放ちます。甘旨みのボリュームは一層大きくなり、それに呼応するかのように酸がバランス。しっかり濃いめの味わいが緩やかに広がる香味は、生酒の新酒とは思えないほど。ぜひご体験いただきたい上燗です。
50℃を超えると、若々しい白い花のような香りが漂い、味わいはすっきり、甘さがボリュームを穏やかにし、同時に酸がキュンッと、酸味を表現。旨酸っぱい熱燗をお楽しみいただけます。