【使用米】奈良県産秋津穂 22 %精米
【アルコール度数】16%
【使用酵母】協会7号系
【日本酒度】非公開
【酸度】非公開
【おすすめの召し上がり方】冷やして~常温~お燗
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
風の森 Philosophy
酒の価値
人が食事をして、酒を飲む。数千年もの間営まれてきた日々の日常。これをより豊かにそして愉しいひとときに変える。それが日本酒の価値だと風の森は考えます。
五感で愉しむ
酒をグラスに注ぐ。透明感のあるレモンイエロー。わずかに残る発酵時の炭酸ガスが泡粒をつくる。顔に近づけるとほのかな果実の香り。口に含むと鼻に抜けるさわやかな香りと共にボリューム感のある味わいが押し寄せる。のど元を過ぎた後は口中をクリアにまとめていく余韻ある酸味。お酒を飲むという一連の動きの中で人間の五感をくすぐる酒。 それが風の森です。
次の日本酒
日本酒はしぼった後に濾過をしてバランスを整え、火入れして加熱殺菌をした酒が伝統的にも広く知られています。一方で風の森では、しぼってそのままの生酒を1年間を通じて販売しています。生酒であることのリスクを最小限にとどめる為、微生物管理をし、安定性を高めました。タンクメーカーとの共同開発による独創的なタンクを導入するなど、今の時代にしか造れない日本酒、次の日本酒への挑戦を続けていきます。
「新たなる希望」
氷結採りⓇ 独自開発の革新的な日本酒分離技術。
発酵タンク以外のいかなる装置(搾り機、遠心分離機、濾布など)も使用せず無酸素無加圧状態で、もろみから日本酒を分離することに成功しました。これは奈良 菩提山正暦寺における日本清酒発祥以来500余年で初の試みとなるものです。
これにより通常、日本酒を搾る工程でもろみが接触していた、酸素や濾布、金属、樹脂などと一切接触する事が無くなりました。その為、氷結採りⓇ によって分離されたお酒は、もろみの液体部分と全く同一のものとなり、圧倒的な透明感で、まさに無垢にして上質な日本酒を味わう事ができるのです。
氷結採りⓇ のメカニズム
独自設計の発酵タンク内(無酸素状態)で、微生物の働きをコントロールし もろみの固体と液体部分の比重差を利用し分離します。これを<Sleep Separation製法>と名付けました。タンク内で、もろみ比重が重い部分は底に沈殿し、比重が軽い部分は上澄みとなり、これが日本酒となります。