【使用米】群馬県産若水 55%精米
【アルコール度数】15%
【使用酵母】非公開
【日本酒度】+4.6
【酸度】1.65
【おすすめの召し上がり方】冷やして~常温
【冷蔵の有無】冷暗所での保存
【開封後賞味期限】開封後はなるべく早めにお召し上がり下さい。
群馬県で日本酒「浅間山」を醸す浅間酒造による季節限定商品「うららか」のご紹介です。群馬県産の若水を精米歩合55%にて100%使用した特別純米酒。「若水」ならではのしっかりとした「お米」を感じさせる旨みと、日本酒「浅間山」らしい、爽快なキレによってフレッシュさが引き出された生酒です。ふんわりと柔らかく漂う若々しい香り、軽やかで伸びやかな味わいが、うららかな春の日のような晴れやかな飲み口を楽しませてくれます。
グラスの中でごく微かにイエローを溶け込ませた液体は、表面に光沢を纏い、その奥から眩いほどの輝きを放ち、豊富な酸を想像。軽やかに揺れ動く液体からは、サラリとした軽快な口当りを思い浮かべます。若々しさがありありと伝わってくる外観です。
「うららか」が注がれたグラスからふんわりと立ち昇るのは、スミレを想わせる優しい甘い花のような香り。青林檎のようなフレッシュな果実や、炊き立てのごはんのようなもちっとしたニュアンスも感じられます。穏やかで明るいイメージの香り立ちは、まさに「うららか」。嗅ぐほどに晴れ晴れとした気持ちが湧き立つ、心地よい芳香です。
口当りは軽快。サラリとした甘さにグレープフルーツのような酸が調和して瑞々しさを引き出し、日本酒「浅間山」らしいドライな苦みが引き立て、引き締めて、きりりと歯切れのよい飲み口を表現。林檎のような艶やかな甘い果実感と、ビター感によってもたらされた清涼感がバランス。口の中にラムネ菓子のようなフレーバーを広げます。飲み落とすと、苦みが後を引き受けてすっきりと洗い流し、青草のような若々しい余韻を長く繊細に漂わせ、清らかに締め括りを展開します。
「春の味」で連想するような「苦み」や「えぐみ」に上手に寄り添って引き立ててくれそうな「日本一野菜に合う日本酒」を標榜する日本酒「浅間山」の持ち味が発揮された印象の特別純米生酒。ちょっと苦みのある天ぷらやおひたしなどが食べたくなる「うららか」です。